History is his story

旅が好きです。

"チカラ"を得たカオスMAXについて。

今期の儀式青眼について記します。

儀式青眼は、10/14日発売の「サベージ・ストライク」によりかなりの強化を受けました。

 

結論を先に示しますが、私は今期儀式青眼に強く可能性を感じています。

この記事を通して、それを伝えられたら幸いです。

 

①10月改定を受けての影響

②新弾による強化

③環境と比して

④サンプルレシピ

⑤総括

 

で記します。

簡潔を心がけておりますので、不足している点があればご指摘ください。

 

①10月改定を受けて

・サモソ禁止

サモソが禁止になりました。

これによりハリからアーデクを絡めたパーツサーチ&ワンキルや、

ベイゴマ+マンジュから儀式サーチしつつエクストラリンクを行うことが不可能になりました。

元より苦手としていた展開系は強い打撃を受けておらず、こちらの動きが弱くなっただけのようです。

 

・ブリューナクの影霊衣の緩和

影霊衣儀式青眼の初動が安定しやすくなりました。

展開に大幅に影響はないです。

 

・その他

特に影響はありません。ベースは前環境と同じで、ややデッキの多様性が増したかな?という印象です。

 

総括としては「サモソが消えてワンキルルートが組みづらくなった」

「先行で制圧布陣も敷けなくなった」

というところです。痛すぎます。

よって、もはや今期はカオマを使う意味はない…

 

 

 

 

と思っていました。

 

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??

 

……

 

 

最強。

 

やべー新規。

②の項で触れていきます。

 

 

 

②新弾での強化

魔神儀新規と強金を貰いました。

このカードたち、めちゃくちゃ強いです。

強金のドロー効果はエクストラを使用しない魔神儀と噛み合いが良いのは言うまでもなく。

 

魔神儀は現在4種(+新弾で1種)存在します。合計で15枚採用できます。

よって、魔神儀+対応する儀式パーツが引けないことはまずありません。

(カリスライムは地味に儀式の準備対応です。)

これにより、儀式の安定性が非常に高くなるのは自明です。

前環境までの魔神儀搭載型は、事故率の低さが売りでした。

 

しかし、デメリットとして

・ワンキルが出来なければヴァレロにMAXが奪われて逆リーサルを取られる

・余程噛み合わなければワンキルが不可能

・高等儀式・カオスフォームのためにはデッキに「青眼の白龍」を2枚以上積まなければならない

・手数が少ないため妨害を踏み越える力が弱い

・展開系に勝ち目がない

 

などが挙げられました。

 

しかし、新規はそれらの問題を全て解決します。

・祝誕は「レベル以上」かつターン1がなく、墓地効果があるため、デッキに青眼の白龍、カオスフォーム、高等儀式といった不純物を積まなくて済む。

・ドロソ(強金)が増えたことでシエンの間者・強制転移を引き込みやすくなった。

魔神儀も増えたことで、「魔神儀+転移or間者」というバンドがご都合ハンドでなくなり、ワンキル率が格段に上昇した。

・上記の理由によりメインから間者・転移を採用しやすくなり、展開系に強く立ち回れるようになった。

・祝誕の墓地効果により手数が増え、妨害を乗り越えやすくなった。

・(ブックストーンが魔法使い族なので里を潜れる。)

 

有能。

 

 

 

③環境と比して

上に記した通り、強化されたことは紛れもない事実です。

では、実際に環境で使いうるのか?

 

可能です。

 

現在の環境は、群雄割拠であるとは言え、概ね次の5タイプに分けられます。

 

・オルガを筆頭とした罠ビート

・閃刀姫

・展開系(エクストラリンク)

・サンダー(恐竜)

・魔術師

 

姫や罠ビはメインからカオスMAXを突破することが出来ず、エクストラモンスターを使って処理した場合は著しくリソースを消費します。

これにより、次ターンでMAXを再儀式した場合、切り返しが効かないことが多いです。

従って、メインギミックで有利と言えます。

 

展開系にも5分と言えます。新規魔神儀登場による安定性向上で「シエンの間者」「強制転移」がメインから入るため、イヴを送り返しつつキルを取れます。

 

サンダーにはやや不利です。

サーチメインであるためと、破壊以外の除去が取りづらいためです。

無限泡影や転移でキルを狙う形になるか。

ですが、純は棺制限が痛く、恐竜サンドラはリソース維持がそこまで強くない上に誘発が辛いためハンド次第では可能性はあると思われます。

 

 

祝誕の墓地効果が非常に強力であり、リソースが無限に尽きないため、グダグダ上等と出来るのも評価点。

 

以上により、10月制限環境において儀式青眼は使い得ると考えます。

 

 

④サンプルレシピ

 

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(シナイがカリスライム、強欲が強金、高等儀式が祝誕です。+1枚ファンタズメイが入ります。)

 

 

選択肢が増えたことで、デッキの多様性が生まれました。

よって、このレシピはあくまで一例としてお考えください。

いくつか注釈を。

 

・ザボルグ

魔神儀の多数採用+祝誕、ファンタズメイの登場によりザボルグが成功率を鑑みても非常に強力であると感じ、採用。

うさぎが減り、無限ウィドウプロトコルは手数で踏めると判断。

召喚権を使えるカードも、強いてマンジュ程度なので採用の価値は十二分にあると思われます。

 

・転移

ワンショ札。間者はスペースの問題から不採用。

対象を取らないためエクストラリンクに対して強く使えるのを評価しました。

 

・トーチ

エクストラ枠が多く余り、召喚権も魔神儀と噛み合ったザボor仏にしか割かないために採用。

送り付けるだけで7400ダメはやはり強力。

アカシック・デッドでパーツを引き込みに行けるため、マンジュと被ったらこちらを優先したいところです。

 

・ファンタズメイ

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新規カード。

墓穴食らわない・ssしてefの増g。

展開に対して投げて、返しでイヴ+ファンタズメイでザボルグアドバンスという芸当も可能です。

パワカ。

 

アーティファクト

先行を押し付けられた際の解答。

展開系に先を押し付けられるとそのまま負けに繋がるため採用。

採用理由であるデスサイズ、サンダー(恐竜)を苦手としているため、伴ってロンギヌスの二種としました。

 

・ ソハヤ

ザボで送るカード。

ヌトスアーデクで6枚、2枚が余計になってしまうため、その2枚の枠として採用しました。強金との兼ね合いは悪いので、自由枠です。

 

 

⑤総括

今期の儀式青眼はやれる、ということを多くの方に知って頂きたく思い筆を取りました。

儀式青眼はサポートカードの多さ故に型が多く、研究・実践ともに長く・深く楽しめるテーマです。

少しでもその魅力が伝わっていれば幸いに思います。

 

最後に一句。

 

ぎしきまほう

チェーンちょくめい

サレンダー

 

ふざけんな。

 

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